関数電卓

三角関数、対数、べき乗、平方根、階乗が計算でき、キーボードからも入力できる無料の関数電卓です。

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使い方

  • ボタンまたはキーボードで式を入力し、= か Enter を押します。結果は下の行に、計算した式は上の行に表示されます。
  • sin や log などの関数ボタンを押すと左かっこも入力されます。閉じ忘れた右かっこは自動で補われるため、sin(30 のままでも 0.5 になります。
  • SHIFT を押してからボタンを押すと、ボタンの上に小さく書かれた第2機能(sin⁻¹、eˣ、10ˣ、∛、x³、LCM、Rec など)が入力されます。
  • 角度単位のボタンを押すたびに、度(Deg)、ラジアン(Rad)、グラード(Gra)の順に切り替わります。最初は Deg で、選んだ設定は次回も保持されます。
  • Ans は前回の計算結果を、EXP は「×10 のべき乗」を表す E を入力します。例: 2 EXP 3 = 2000、2 EXP −3 = 0.002
  • GCD(a, b) や log(a, b) のように値が2つある関数は、カンマ(,)で区切ります。Pol(x, y) と Rec(r, θ) は直交座標と極座標を相互に変換します。
  • 結果が出た直後に S⇔D を押すと分数、ENG を押すと指数が3の倍数の工学表記、SHIFT → °′″ を押すと度分秒で表示します。同じボタンをもう一度押すと小数に戻ります。
  • MC、MR、M+、M− で値をメモリーに保存して、あとで呼び出せます。AC は入力中の式だけを消し、Ans とメモリーは残ります。

計算の順序とルール

かっこの中が最優先で、次に x!・x² などの後置演算、べき乗・累乗根・EXP・nPr・nCr、マイナス符号、かけ算・わり算・mod、最後に足し算・引き算の順に計算します。たとえば 2+3×4 = 14、(2+3)×4 = 20 です。

マイナス符号はべき乗の後に適用されるため −2² = −4 です。べき乗が続く場合は右から計算します: 2^3^2 = 2^9 = 512。

2π や 2(3+1) のように、かけ算の記号は省略できます。省略したかけ算も通常の × と同じ順位で左から計算するため、8÷2(2+2) = 16 です。

log は 10 を底とする常用対数、ln は e を底とする自然対数、log₂ は 2 を底とする対数です。x! は 0 から 170 までの整数に使えます。

結果は有効数字12桁まで表示します。絶対値が 10¹² 以上、または 0 ではなく 10⁻⁹ 未満の数は 1.204e+24 のような指数表記になります。

手順つき計算例

  • 逆三角関数: SHIFT → sin → 0.5 → = と押すと sin⁻¹(0.5) = 30 です(Deg)。
  • 直角三角形の高さ: 底辺 20 m、仰角 30° なら 20 × tan(30) = 11.5470053838 で、高さは約 11.55 m です(Deg)。
  • 底を指定した対数: log → 2 → , → 8 → = と押すと log(2, 8) = 3 です。log₂(8) でも 3 になります。
  • 順列と組み合わせ: 5 → nCr → 2 → = で 5C2 = 10、5 → nPr → 2 → = で 5P2 = 20 です。
  • 極座標への変換: Pol → 3 → , → 4 → = と押すと r=5, θ=53.1301023542 と表示されます(Deg)。
  • 度分秒: 12 → °′″ → 30 → °′″ → 15 → °′″ → = で 12°30′15″ = 12.5041666667 です。続けて SHIFT → °′″ を押すと 12°30′15″ に戻ります。
  • 分数表示: 3 ÷ 4 = で 0.75 が出た直後に S⇔D を押すと 3/4 と表示されます。
  • 複利: 1000 × 1.05 xʸ 10 = で 1628.89462678 です(年利5%で10年後の元利合計)。

よくある間違い・知っておくと便利なこと

  • 角度単位が Rad のまま sin(30) を計算すると −0.988031624093 になります。度で計算するときは表示が Deg になっているか確認してください。
  • Deg のまま sin(π÷6) と入力すると π÷6(約 0.5236)を「度」として計算するため 0.00913839539718 になります。π を使う式は Rad に切り替えると 0.5 になります。
  • −2² は −4 です。(−2)² = 4 にしたいときは、マイナスを含めてかっこで囲みます。
  • Deg で tan(90) は値が定義されないためエラーになります。一方、sin(90) = 1、cos(90) = 0 のように、直角の倍数の sin・cos は誤差のない正確な値になります。
  • 0.1+0.2 は 0.3、1÷3 は 0.333333333333 と表示されます。表示は12桁に丸めていますが、Ans には計算した値がそのまま残ります。

よくある質問

サインやコサインの結果がおかしいのはなぜですか?

角度の単位が違っている可能性が高いです。Deg は度、Rad はラジアンで、sin(30) は Deg では 0.5、Rad では −0.988031624093 になります。

sin⁻¹(アークサイン)はどうやって入力しますか?

SHIFT を押してから sin を押します。たとえば SHIFT → sin → 0.5 → = で、Deg では 30 になります。cos⁻¹ や tan⁻¹、eˣ、10ˣ も同じように SHIFT で入力します。

log と ln の違いは何ですか?

log は 10 を底とする常用対数、ln は e(約 2.71828)を底とする自然対数です。log(100) = 2、ln(10) = 2.30258509299 です。

底が2や3の対数はどう計算しますか?

log(a, b) と入力すると、a を底とする b の対数になります。log → 2 → , → 8 → = で 3 です。底が2なら log₂ ボタンも使えます。

% キーはどのように計算されますか?

50% だけなら 0.5 を意味します。200+10% のようにプラスやマイナスの直後に使うと左の値に対する割合になり、200+10% = 220、200−10% = 180 です。

1.204e+24 のような表示はどういう意味ですか?

1.204 × 10²⁴ を表す指数表記です。絶対値が 10¹² 以上の数や、0 ではなく 10⁻⁹ 未満の数はこの形で表示され、入力するときは EXP ボタンで 6.02 EXP 23 のように入れます。

階乗はいくつまで計算できますか?

x! は 0 から 170 までの整数に使えます。170! = 7.25741561531e+306 で、171! 以上は大きすぎるためエラーになります。